夜11時、くたくたになって帰ってきたところに一件のLINEと留守電、LINEには
「なんで俺が怒られなきゃいけないんだよ!ああん?」と書いてありました。
慌てて電話をかけたところ相当怒っていたようで電話越しですが恐怖を覚えるほどに怒鳴られました。
私が勤めている病院は全国でも有名な病院で、何度もテレビ取材を受けたり、医療の最後の砦となっているような病院です。そして私の母校が実習を受けている病院でもあります。
ちょっとした用事があり私が勤めている病院に恩師が来た際、こう告げられたそうです。
「〇〇君って正直どんな子なの?君が育てた子なんでしょ?」
私自信一生懸命に業務をしていた中で、上司の方々にはあまり良い評価を受けていないというのが原因でした。
学校を卒業してはや4年、それなのに恩師の顔に泥を塗るようなことをしていたことに絶望したことを今でも覚えています。話を聞いているうちにこんなことを聞かれました。
「お前仕事をやるだけになってないよな?受け身みたいな仕事態度じゃないよな?」
確かに前職をクビになって今の病院に拾ってもらったのにも関わらず、受け身な態度で仕事をしてしまっていたと思います。それでも今できることを地道にやっていこうと思っていた私にとってとても辛く、重い現実でした。
「俺はお前のこと信じてるからな」
最後電話越しで受け取った言葉です。本当に嬉しかったです。1人でも信じてくれる方がいるというだけで本当に嬉しく感じましたし「この人だけは裏切ってはいけないな」と心の底から感じることのできる人だと感じました。
私はまだ25歳、若いように感じますが20代という若い時期を半分以上使ってしまったことに変わりはありません。
この時期をどのように過ごすのか、どうしたら実りのある生活のために使うことができるのか、日々格闘しています。
自分の人生に種を植えている大切な時期、この時期を大切に、実りのある人生にするために変わらず格闘していきたいと思います。
コメント