母親がせどりにハマってしまった…

日常

タイトルだけ見るとマイナスな印象を持たれますけど、正直嫌では無いですよ(笑)

最初は私が始めた小さな副業。いらない遊戯王カードをメルカリで売って生活費の足しにしていました。そのうち中国輸入せどりを知って少しずつですが収益を伸ばしていきました。

そんな中で仕事をクビになるという事態が発生。せどりの継続が難しくなってしまったので当面の間母親にせどりの発送をお願いしました。

そんなこんなあり私も再就職先が見つかり実家を離れることに。せどりの管理もなんとかできそうだったのでアカウントを受け取ったところ…「私もせどり始めたい!」ということになりました。

元々看護師を30年以上続けていて、夜勤から帰ってきた後はベットで横になって疲れを癒している姿を見てきました。私も社会人になって早四年。弟はまだ大学院に通っていますがもう少しで社会人として独立します。

なんでもいいから趣味を持って欲しい。そんな小さな思いがありましたが、まさかのせどりにどハマり。今では私よりも収益を叩き出しており、本当に趣味に没頭しているといった印象です。

親も50代半ばともう少しで定年といったところで没頭できる趣味を見つけることができたのは本当に嬉しい反面、変な詐欺に引っかからないかと心配する日々を送っています。そんな時は慎重な父親もいるのでなんとかなるのかなあって思っています。

父親も仕事一筋といった印象でしたが、最近登山にハマったらしく、日本100名山を走破したいといっており、少しでも手伝おうと1ヶ月に1日は父親のために帰省し父親とも登山を楽しんでいます。

 

仕事をクビになってしまった時は本当に迷惑をかけてしまったので、少しでもいいから恩返しをしたいなと思っているときに、親二人とも没頭できる趣味ができたことは本当に嬉しいなって感じています。

 

「哀哀父母」という言葉があります。

意味としては、子を生み育てて苦労を重ねてくれた父母。苦労を重ねて死んだ父母の死と、その恩に報いることができなかったことを悲しみ嘆き、親を慕う情を表した語。(三省堂 新明解四字熟語辞典から引用)

最近色々な言葉を学びたいといった思いで勉強していた時に知った言葉です。

自分の人生は70年くらいあると思います。そんな中でいろんな人と出会って別れて、そして自分も死んでいきます。そうした中で、出会った人に対して感謝をしながら生きていかないと思っています。

親孝行することが感謝の一つだと思っていますし、親孝行しなかったことで後悔したくは無いなと思っています。

私自身、医療従事者として様々な人を見てきました。死に際に急に来た子供がなんとか救命してくれと医師にしがみついて望んでもいないであろう救命を行わせる人、感謝と共に親の死に向き合う人。

どんな状況で、どんな心象になるかっていうのは、やっぱり送ってきた生活・習慣が決めつけるものなんだなあって思っています。

 

後悔をしない選択。これを意識しながら日々を必死に生きていこう。

 

参考文献

 

 

 

 

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