「配達で売上が8万円あったら、8万円をそのまま使ってよい?」という疑問に、費用と時間を並べて答えます。売上から燃料代や保険などを引くと、手元に残る額は変わります。ここでは架空の月次例を使い、ご自身の数字に置き換えて確認できるようにします。
先に結論:手残りを出してから、使った時間で割る
税引前の手残りは「売上−変動費−その月に割り当てた固定費」。時給の目安は「手残り÷稼働時間」です。このページの架空の例では、売上80,000円から変動費8,000円と月割り保険6,000円を引き、手残り66,000円。40時間なら1,650円/時間になります。入力していない費用や税金は含みません。ご自身の売上・費用・時間を、同じ月で揃えて計算してみてください。
まず、集計する期間を揃える
一日分の売上と一年分の保険をそのまま比べると、手残りが極端に見えてしまいます。日、週、月のどれで見るかを先に決め、売上と費用を同じ期間に揃えます。ここでは月単位で考えます。
売上から、変動費と固定費を引く
売上 − 燃料代などの変動費 − その月に割り当てた固定費、という順に整理します。年払いの保険は、毎月均等に負担すると考えるなら年額を12で割ります。整備費、消耗品、通信費なども、自分の仕事に必要だった分を記録します。
計算例:月8万円の売上なら
以下は実績ではなく、架空の入力例です。売上80,000円、変動費8,000円、年払い保険72,000円、稼働40時間とします。保険の月割りは6,000円。手残りは66,000円、費用差引後の時給は1,650円です。
| 売上 | 80,000円 |
|---|---|
| 変動費 | 8,000円 |
| 保険の月割り | 6,000円 |
| 手残り / 税引前 | 66,000円 |
| 稼働40時間あたり | 1,650円 / h |
「何時間にするか」を自分で決めておく
配達中だけを数えるか、待機や移動、準備まで含めるかで時給は変わります。続ける価値を考えるなら、実際に使った時間を広めに捉えると判断しやすくなります。毎回同じ基準で比べることが大切です。
次の一歩は、一か月分を残すこと
良かった一日だけでなく、売上が少ない日も含めて記録します。手残り、使った時間、体の負担を並べて、「次はどの時間帯に、何時間取り組むか」を考える。その小さな改善を積み重ねるための道具として、下の計算ツールを使ってみてください。



